かじき農園では、6種類のジャガイモをつくっています。
本記事では、ジャガイモの種類をご紹介しますね。
北あかり
かじき農園で栽培量の多い品種です。春と秋に収穫できます。
特徴
北あかりは、扁球形でゴツゴツした見た目のジャガイモです。
皮の色や形が男爵いもとよく似ています。
男爵いもとの違いは目の部分にほんのりと赤みがある点。
中は男爵いもよりも黄色く、粉っぽさがあり、加熱調理するとホクホクした食感が味わえます。
また、男爵いもよりも甘味が強いのも特徴。
この色や甘さなどからクリジャガイモなどとも呼ばれ、人気あります。
適した料理
北あかりは、じゃがいも自身の良さが引き立つジャガバターやフライドポテトにするのがおすすめです。
男爵いもと似て粉質のため、こふきいもやポテトサラダにも適しています。
一方で煮崩れしやすいため、煮物に使う場合はあまり混ぜすぎないように注意しましょう。
グランドペチカ(デストロイヤー)
かじき農園では春秋に収穫できます。珍しい品種です。
特徴
グランドペチカは外観が赤い地色に赤褐色の斑が入り俵に近い形です。
しかし、一皮むくと中は黄色。
加熱するとホクホクする粉質系で香りも良いじゃがいもです。
適した料理
ホクホクタイプで、ジャガイモとしての味、食感が楽しめるため、煮物や揚げ物、焼きものに適しています。
皮の赤色が少し果肉にも残りがちになるのでポテトサラダ・コロッケなどには不向きです。
インカのめざめ
かじき農園で春秋に少量栽培している、スーパーではあまり見かけない珍しい品種です。
特徴
インカのめざめは重さが平均50g前後の比較的小ぶりのジャガイモです。
(ちなみに、ほかの品種は平均100g~200g前後の大きさです)
中身が黄色っぽい点も特徴の一つ。
やや粘質でねっとり系、きめが細かいため舌ざわりがとても良いです。
皮を剥いた後の変色がほとんどなく、調理後もきれいな濃黄色のままです。
適した料理
インカのめざめは煮崩れしにくいので、カレー・肉じゃがなどの煮物に向いています。
また、黄色い色が鮮やかなので、茹でて一口サイズに切って、主菜の添え物に仕上げるのも〇。
炒め物や揚げ物にしても変形・変色しにくく綺麗に仕上がります。
シャドークイーン
かじき農園では少量栽培している品種です。春秋に収穫できます。
特徴
シャドークイーンの特徴はなんといってもその見た目。
外皮・中身ともに紫色です。
メークインよりもな粘り気は少ないですが、男爵芋ほどのホクホク感はありません。
適した料理
料理としては、焼く、煮る、揚げる、蒸すのどれでも美味しく仕上がります。
せっかくなので、紫色を生かした料理につかってみましょう。
コロッケ、フライドポテト、ポタージュスープ、ポテトチップスなどで紫色を楽しめます。
メークイーン
かじき農園では春に収穫できます。スーパーなどでもよく見かける定番の品種です。
特徴
皮はすべすべとして、くぼみも浅いため皮を剥きやすいです。
中は黄色みを帯びた白色。
粘性度が高く、なめらかでほんのりと甘味があります。
適した料理
煮崩れしにくいため、カレー・肉じゃが・シチューなどの煮物やグラタンなどに使いやすいです。
ホクホク感が少ないため、こふきいもやコロッケには適しません。
糖分が多く、揚げたときに茶色っぽく色づきやすいです。
デジマ
かじき農園では秋に収穫しています。多くっ栽培している品種の一つです。
特徴
デジマは親の性質を受け継ぎ大玉になる傾向があります。
芽が浅く表面が滑らかなため、見た目が綺麗です。
中は白っぽい黄色で、やや粉質。
デジマは多少煮くずれはしますが、男爵いもほどではありません。
適した料理
程よく煮崩れするため、カレーや肉じゃがにとてもよく合います。
また、変色しにくく、ポテトサラダ・コロッケ・ガレットなど色々な料理に使えますよ。