みなさんは甘夏を食べられたことはありますか?
何となく聞いたことがある、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、甘夏の収獲時期・食べごろ・保存方法・レシピをまとめてご紹介します。
甘夏の収穫時期は1~2月
甘夏は、夏みかんの一種です。
「夏」という言葉が付くことから、夏に収穫されると思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(実は筆者も夏みかんや甘夏などは夏に収穫されるみかんのことだと思っていました。)
実際に収穫できる時期は、夏とは真反対の真冬の時期(1月~2月頃)なのです。
収穫直後の甘夏は、市場に出回っている甘夏とは違い、酸味が強いです。
酸っぱすぎて食べられない、ということはないですがより時間をかけて完熟させることで甘くなります。
甘夏の食べごろは3~5月
甘夏の食べごろは3~5月。
一方の甘夏に似た形の夏みかんの食べごろは4~7月頃。
夏みかんよりも甘いことから「甘夏」と呼ばれています。
冬に収穫されるのに「夏」という文字が入る理由は、収穫後、初夏まで寝かせた方がおいしくなるからという理由です。
収穫後甘夏の保存方法は?
甘夏は収穫後すぐに食べることもできますが、できれば一番甘くておいしいタイミングで食べたいですよね。
収獲から1~2カ月ほどの間保管しておかなければなりません。
保管は、乾燥をさけるため新聞紙に包んで、段ボール箱につめ、冷暗所に保管ください。
食べ方
みかんと違って皮に厚みがあり、手だけでむくのが難しいかもしれません。
ナイフなどで、十字に切込みを入れてからむくとむきやすいですよ。
外皮のあとに薄皮をむいてからお召し上がりください。
レシピ
ちなみに、かじき農園で育てている甘夏は栽培期間中農薬不使用ため、皮まで食べていただけます。
皮まで食べたい方は是非ピールにしてみてください。
少し手間はかかりますが、お砂糖さえあればどなたでも作れますよ。