かじき農園では農薬不使用で野菜の栽培を行っています。
今回、農薬を使用しないと難しい、とうもろこし栽培に、チャレンジしたいと思います。
奈良盆地の気温などを加味した栽培基準ですので参考になればと思います。
無農薬でとうもろこしを栽培するには
虫に食べられないように対策する(アワノメイガ対策)
とうもろこしはイネ科で比較的栽培しやすいものになります。
ただ虫対策しないといけないです。
アワノメイガはガの仲間で6月~8月の時期に発生します。
(特に雨が降らない暑い時期)
雄穂が出る頃にアワノメイガは雄穂に引き寄せられて来ます。
このアワノメイガがとても厄介でして、幼虫がとうもろこしの芯に潜り込んで食い散らかします。
このアワノメイガ対策さえできれば無農薬で栽培することが可能です。
①虫が発生する前に収穫してしまう方法
3月初にとうもろこしの種まきをして、6月初めには収穫してしまう方法です。
ちょうどアワノメイガが発生する直前に収穫することが出来ます。
デメリットとしては、種まきが早いため霜対策が必要になります。
②雄穂を切り取って虫を寄せ付けない方法
アワノメイガは雄穂に引き寄せられるため、
受粉用以外の雄穂は切っていしまう方法があります。
そうすることで、アワノメイガを減らすことが出来ます。
デメリットとしては受粉のタイミングや切るタイミングが難しいことが挙げられます。
③虫が入らないようにカバーする方法
家庭菜園ではぐるっと全体を防虫ネットを被せるというやり方があります。
そもそもアワノメイガが入って来ないようにします。
それとは別に、実の部分にだけ袋を被せる方法があります。
デメリットとしては、囲むほどの防虫ネットを用意しないといけないことと、
受粉後に、実の部分に被せるタイミングが難しいことがあります。
まとめ
何パターンかやり方がありますが、
かじき農園ではこれらをふまえて、農薬不使用のとうもろこし栽培をしたいと思います。
栽培方法などは別の記事にまとめます。